思わぬ親切
買い物で歩き回り、足は痛いし荷物は重いしで
座れるチャンスがありそうな、優先座席の表示のと ころへ並んでいた。
電車が入ってきてドアが開くと、前に居た数人の若者が
優先座席のあるほうへ行ったので、座るのは無理だと思い
戸口付近で立っていたら、手招きする人が居る。
全く知らない人だから、私じゃないと思っていたけど
どうも私に手招きしてくださってる。
ご自分のバッグをさりげなく隣の席にはみ出すように置いて
席をキープしてくださったのだ。
ホントに疲れていたのでありがたく座らせていただいた。
自分より高齢の方に席を譲ることはあっても、見ず知らずの人に
席をキープしてあげるなんて、気づきもしなかった。
それより以前に若者が席を譲ってくれたことがあった。
日本人じゃなく、台湾の若者だった。
台湾は、日本の古き良き時代の精神が残っている。